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ブラインドコーナーカメラを取り付けるの巻

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 スカイラインは前が長いので路地から出るときとか両側が見えずいつも難儀してたんです。
 ということでイストだかイプサムだかのトヨタ純正ブラインドコーナーモニターカメラの流用取り付けしてみました。
 ヤフオで新品11,000えんでしたが、正規で購入すると5まんえん以上します。
 なおこれは左右を映す2方向タイプですが、下も見える3方向タイプもあります。
 取っ手みたいになってるところは雨垂れがコネクターを浸食しないようケーブルがUターンされてるだけ。


2面フロントカメラ
 左右を映すのは両サイドを向いた2このカメラ入ってるとかじゃなくって、鏡でウマいこと合成した画像を1このカメラで撮る仕組み。
 頭イイ!

 このカメラから出ている4本の線の種類は、

[赤] 電源6V | [黒] 電源アース | [黄] 映像(+) | [白] 映像(-)

だそうです。
 電源が通常の12Vでないことに注意。


カメラのアップ
 今までマルチファンクションディスプレイ(MFD)にバックモニターカメラをつなげていたのでそれとの共有を考え、通常はブラインドコーナーモニターカメラ、ギアをバックに入れたときはバックモニターカメラを表示させるということにしました。
 バックギアの判断はバックランプの12Vです。

 ところでMFDに映像をどう表示させるかですが、純正テレビユニットを製作していたクラリオンからRCA映像入力ハーネスが補修部品として販売されていますのでそれをMFD裏のハーネスに割り込ますというのがラクちんでいいでしょう。
 部品番号:855-5430-00(クラリオン製) 2,200えんぐらい をディーラーやクラリオン営業所、カー用品店などに注文してください。
 日産部品の番号じゃないのであほなディーラーではひょっとしたら「んなもんは知らん」と言われるかもです。
 もっとケチケチにいくならMFD裏のコネクター[16][17]をRCA -/+、[24]をアースにつなげるってことで同じことができますです(たぶん)。
 直接配線キボウの方は整備書を見てくらはい。
 あとぼくのMFDには[TV]ボタンがあってこいつで外部映像のオンオフをするんですけど、どういう区別かわかりませんがこれがないR34もあるみたいです。
 そんときはMFDにスイッチを増設する(?)かナビにでも映してください。

 そうそう写真右にぴょろーんと伸びた出力用RCAピンプラグはオスになってますけど上記の映像ハーネスからのプラグもオスですから、ここんとこはメスにしてください。
 間違えました(^^;)。


切替え・電源ユニット
 まずブラインドコーナーモニターカメラ用の6Vを生成する方法ですが、三端子レギュレータ TA7806S を回路右上のようにコンデンサー3こつなげて使用するとあら不思議…ってな感じ。
 でもほんとは全くわかってないので 仕様書 通りにつなげただけ。
 端子の順は図の通り。
 テキトーに1Aのものを選びましたが結構熱くなるので放熱器をつけてください。

 あとはもう見たまんま、一式をリレー G6A-474P(12V) でガチャンと切り替えるだけ。
 ただ買った後に気づいちゃったんですがボディーアースとモニター(−)はどっちのカメラにも常時つなげっぱなしでいいので、900えんもするこんなデカいリレーじゃなくって2接点のもので充分でした。
 どっちのカメラにも電気入れっぱなしってことなら1接点でもOK。
 しょぼ〜ん。
 まあノイズがのりにくい(かも)とプラス思考でいきます。


切替え・電源ユニット
 ってなわけでフロントまでの配線も含めて完成。

 、、、なんですがカメラは次の項目からもう少し変更します。


パーツ完成
 カメラの変更。
 スカイラインでは使いづらい純正ステーやカバー類は一式外します。
 んでそうするとカバーで押さえられてた四隅のネジキャップが走行中外れてカメラに水が浸入するってなことらしいので、かわりにシリコンシーラントで埋めちゃいます。
 どうせ分解することもないので問題ないでしょう、あってもほじくればたぶん外れます。


防水処理
 そうそうカメラをどこにつけるかですが、いろいろとテストして、比較的スマートな感じに見えるグリルの真ん中あたりを選びました。
 カメラを100%活用するという点ではバンパーのインタークーラー前ぐらいがほんとはいいんでしょうけどノドチンコみたいでいまいちかっちょ悪かったので、画面にちょこっとグリルの枠が入っちゃうのは覚悟の上でそこんとこに。

 取り付けは1.6mm(0.8mm折り曲げ)のアルミ板2枚でグリルのアミをサンドイッチにし、5mmの樹脂ステーをつけ、M2.6のネジでカメラを固定というあんばい。
 18mmぐらいの長さのネジがいるんですがそんなの売ってなかったので長目のを加工して用意しました。
 アルミ板は塗装ではなく、めんどくさいのでカッティングシートを貼っただけ。
 コネクターは配線をグリルに通してからつけます。
 ほんとは防水タイプがいいんですが売ってなかったので全部接続後テープでぐるぐる巻きにするだけ。

 このカメラにはラインの途中に樹脂で固められた雨垂れ浸入防止機構(?)付きの配線変換がついてたんですがデカくてアミを通らないし扱いがめんどくさいのでカットして再接続しました。
 が、カメラ側の配線は皮膜がかちんかちんのくせに配線はちょー貧弱で加工が(ちょっと泣きそうになるぐらい)大変だったので、自信のない方はそのまま使用した方がいいと思います。
 それか最初からそんなのついてない車種用カメラを購入するか。


固定用パーツ
 グリルのこんなあたりに取り付けました。
 アミは少しカットしないとだめかもと思ってましたがねじを通す部分を少し広げるだけでOKでした。

 R34はアミをグリルから外すのがちょーめんどうです。
 R33ならグリルごと外せてらくちんなのに。


カメラ固定 前から
 真上から見るとこんな感じにサンドイッチで、またスペーサーでちょっと押し出し。
 GT-Rバッチよりずいぶん前に出てることがわかります。
 不安だった強度も、アミごと問題ありません。


カメラ固定 上から
 カメラとモニターの配線は運転席インナーフェンダーを外したところを通します。
 車内へはここんところから引き込んでください。


フェンダー裏
 カメラ付きグリルのアミをバンパーに戻すと見た目はこんな感じ。
 ちょっとヘン?


ナナメ上から
 真正面からはあんまり目立ちません。


正面から
 真横からはこんなぐらいのデッパり具合。
 このカメラは真横から少し後ろ側も映すのでグリル枠がじゃまげ、というかカメラのデッパらせっぷりがちょっと足りてなげ。


真横から
 さてお楽しみ、このカメラがどんなあんばいか、デス。
 けっこう真横に目印を立てました。
 見通しの悪い狭い路地から通りに出るとき横から子どもが来ている、なんてのをイメージしてください。白線は壁です。強引ですけど。


横から緑色の子どもがっ
 モニターで確認するとこんな感じ。
 間一髪、緑色の子どもをはねずに済みました!
 うそです。思ってたより見づらいのでやっぱひいちゃってたかもです。。。
 やっぱり基本は目視ですね、どうやっても見えないところでの「補助」ぐらいに考えて使わないとキケン。
 でもこれをつけてからは不快な路地の運転が結構ラクちんになりました。
 イイ!

 さて反省点。
 やっぱりカメラはもう少し前に出しておいた方がよかったですね、もうちょっと厚いスペーサーを使うか、そもそも設置場所を変更するか。
 あとカメラを固定したグリルのアミは地面に垂直じゃないことに気づかなかったので画面がV字に傾いちゃいました。
 無理に引っ張ってこれでも少し改善したですがちゃんと改良しないとだめですな。
 でももう満腹なのでこれで終わり。


こりゃ便利
■ 追加

 バックモニターカメラはこんな感じで、リヤバンパーのネジと共締め。
 便利ですけど後付け感がちょーかっちょ悪いです。
 最近のもっとちいちゃいタイプに交換したいなあ。


バックモニターカメラ

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