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[コソチューン掲示板] にて あっきーさん がマーチのフットライト(足下照明)一式を移植なさった話を見てすごく便利そうだったので、イマドキのクルマがどうなってるのかは知りませんがコストをなるだけかけずつくってみました。 作成にあたりまず LED について学んだポイントを簡単に説明しときます。 LED を光らすためには必要な電圧・電流があり、指定値から大きく上下に越えると変色・輝度不足・故障などにつながるため、抵抗や定電流ダイオードでこれにかかる電力をきっちり制御する必要があります。
ということで今回は定電流ダイオード(CRD)を使って足下照明 LED を光らせてみました。
電圧・電流や直列・並列、またダイオードの極性などよくわからない方は高校物理を参照のこと。 |
CRDの使い方 | |||||||
まずは運転席。 ダッシュの下がだいたいフロアに水平なので、ここに 5mm の穴をあけ 1 〜 2mm 厚のプラスチックなどをスペーサーにし超高輝度 LED を裏から接着剤で貼り付けます。 色はお好みで。 接続は [1] の通りです。 脱着しやすいようにワンタッチコネクターを付けておくのが吉。 |
運転席側下部LED | |||||||
次は助手席側。 こっちは下部が水平じゃないのでどうしようかと悩みながらとりあえず外してみたら、なんと裏にはタッピングビスを入れてくれぇ〜と言わんばかりの穴がいくつも準備されてるじゃないですか。 さすが日産!(?) ということでいつもの 0.8mm アルミ板 で L 字ステーをつくり LED を接着し短めのタッピングで装着。 間隔が一定ではありませんが装着後に角度が調整できるので全く問題ありません。 |
助手席裏下部LED | |||||||
装着図運転席側。 もうちょっと外(右)側を照らせられればよかったんですが単純なダッシュ貼り付けではこれが限界。 あとすごくスポットっぽく見えますが夜は結構明るいです。 お気に召さない場合は LED の頭を平らに削ってクリア塗料を塗っとけばかなり高拡散になります。 |
完成した運転席側 | |||||||
次は助手席側。 こっちはステー付きですからどのようにも角度が変えられお好きなように調整できます。
両側とも夜間は室内灯をオンにしていても足下がそれなりに明るく結構便利です。 |
完成した助手席側 | |||||||
おまけ
[室内灯を(少し)高級車風にする] で大容量コンデンサーによるふわっと消灯化を行ってきましたが納得できるものはぼくが不得意な電子回路によるものでないと実現できないことは動画の通りです。 |
減光回路 | |||||||
経験不足のため基板に対しスカスカな回路になってしまいました。 これを [室内灯を(少し)高級車風にする] 後半のコンデンサーを外してアースを含めつなぎ換え半固定抵抗を調整し完成。 MAX の 47kΩ では減光開始時に回路が消費する電力のせいで室内灯がまず一段階暗くなり 5 秒後ぐらいに消灯するというちょっとキモち悪い動作なんですが、完全消灯までを 1 秒程度に調整すればこの初期減光もほとんど気にならずまさに「ふわぁ〜っ」と消灯します(逆に長くする場合はトランジスタの発熱に注意ください)。 自作してもパーツ代だけで 500 円ぐらいしますからお近くのカー用品店でこれが売っていればそれを購入しここだけ変更なさるのが一番ラクチンかと思います。 |
完成した減光回路 | |||||||
■ 追加 このフットライトは意外と便利なので強化してみました。
まず LED を広拡散・超高輝度のものに変更します。
つぎに定電流ダイオードを片席に 3 コも使い 45mA の回路(?)にします。
ということで運転席側の写真デス。 |
変更した運転席側 | |||||||
助手席側 LED はステーどめなので調整角度に自由があり、運転席よりきれいに全体的に光らせることができました。 ステキ。 |
変更した助手席側 | |||||||
追加
[エントランスライトを付ける] 作業中のショートで同じラインに繋がる運転席の LED が全部壊れてしまったので、交換ついでにもうちょっと全体的に照明がいくようにしてみました。 |
パテで角度をつけた | |||||||
暗くなったところで撮影。 結構角度付けたつもりでしたがもう少しあってもよかったっぽいですね。 んでもなかなか満足。 |
結構広い照射になった |