このページの内容は BNR34 や BCNR33 などいろんなクルマで有効です。
![]() | ![]() | ![]() |
車内・ミッション・リヤデフを社外マフラーとフロントパイプからの排気熱から守るため、これらに遮熱布であるサーモバンテージを巻きます。 サーキット走行時の足下付近の熱さは格段に減少、ミッションとデフのオイル(たぶんトランスファーも)の持ちがよくなるといいことばかり。 特に R34 GT-R のミッションオイルは 1.8 リットルしかないので熱しないことはとても重要です。 排気効率のアップにも役立ちそう(な雰囲気)。
今回はマフラーに巻きます。 |
![]() サーモバンテージ |
![]() | ![]() | ![]() |
サーモバンテージの固定にはワイヤーを使いますが、同じく キノクニ や ゆにゅ〜や、トラストなどで扱っているスナップストラップという金属バンドを使ってもいいでしょう。
巻いたワイヤーの両端を左のワイヤーツイスターではさんでお尻の丸い部分を引っ張ると本体がクルクル回転しワイヤーを絞める、ってなことをするんですが、写真のは安物なのでそううまくいきません。 |
![]() ワイヤーとツイスター |
![]() | ![]() | ![]() |
サーモバンテージを巻きます。 編み込まれているガラス繊維が手だけでなく舞ったものが身体中に刺さりカイカイになりますから作業中は完全防備で。
サーモバンテージを水に充分浸し、後から前方向に、きつく巻いていきます。 |
![]() サーモバンテージ |
![]() | ![]() | ![]() |
ワイヤーが切れると困る両端は 2 本巻いておきました。
|
![]() 両端は厳重に |
![]() | ![]() | ![]() |
触媒後からサブタイコのパイプ部分がまず完成。 同じように他も巻き巻きしていきます。
排気温度は後より前の方が高いので前側パイプを手厚く巻くのがいいんでしょうが、主にリヤデフを排気熱から守りたいときはその周辺を厚めに巻くという方針も考えられます。 |
![]() 一部完成 |
![]() | ![]() | ![]() |
完成したマフラーを装着するとこんな感じ(クルマを後ろから見上げたところ)。 巻き幅を狭くしたので 15m 全部使い切りそれでも少し足りない感じですが、巻き幅を広くとれば余らすことも可能です。 その場合はサブタイコに巻いてもいいかもしれませんね。
エンジンをかけマフラーが熱くなってくると何とも言えない異国の香りがあなたを包み作業の完成をなんとなく祝福してくれます。 |
![]() 装着 |
![]() | ![]() | ![]() |
こっちはフロントパイプ、いくらか前に巻いたものです。 トランスミッションの横(と一部真下)を通ってて、むき出しのままじゃかなり熱を伝えてそうでしょ? 写ってませんがタービン直後にあるエクステンションにも巻いてあります、ちょっとした断熱マニアですね。 |
![]() フロントパイプ |
![]() | ![]() | ![]() |
■ 追加 ■
リヤデフのオイル噴きがひどいのでマフラーのデフ横にさらに重ねて耐熱布を巻き、デフカバーには遮熱シートを貼り付けました。 |
![]() デフ部を強化 |
![]() | ![]() | ![]() |
■ 追加 ■
エキマニを東名パワードのものに変更したのでこれにもサーモバンテージを巻きました。 |
![]() 東名のエキマニ |