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リアシートを取り外すの巻

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 知ってれば簡単だけど知らないと意外と難しい(かもしれない)リアシートの取り外し方です。
 4 点式シートベルトの取り付けやトランクまで線などを通す時などに必要。

 スカイラインは [1] から、ランサーエボリューションXは [6] からご覧下さい。

 まずはぱっと見てわかる、リアシート座面側から伸びているステーのネジ 2 個所を外します。
 以降、写真は助手席側。
 これが特殊ネジ(逆トルクスって言うの?)でいきなりつまづきそうですが 8mm のコマやメガネなどでまわすことができます。


特殊ネジを外す
※ R33, R32 のみ。R34 にはこれがありませんのでとばしてください。

 一番難解なのがここで、[1] のネジを外しても座面が外れないんですよねこれがまた。
 写真はその座面を外したところ。
 右下が先のネジ穴です。
 座面を上に持ち上げるのが正解なのですが、座面裏から手前に曲がって伸びた U 字の針金(?)が左上の穴にずぼっとささっていて、これが強力に引っかかってなかなか抜けません。
 力業で座面を奥に押しながら思い切り上に引っ張るか、右下のネジ穴の位置を参考に、十字レンチなどの金属棒を左上引っかかり穴付近につっこみテコにするかして、とにかくなんとか外してください。
 取り外したシートの引っかかりの、手前に曲がった部分を、プライヤーなどでストレートに伸ばしておくと以後少しは取り外しがラクになります。


左上の引っかかりが外れない
 座面を車外に出すと背もたれ面の下にこのようなボルトが見えますのでこれも外します。


背もたれ面のボルトを外す
 いきなり写真はシートとその間のクッション材を外した状態。
 背もたれ面はこのように 3 個所のフックに引っかかってますので、上に持ち上げるようにして 1 つずつ手前に外していきます。
 リヤウインドウ外の景色がアーチなのはトランクを上げているから。


3 個所のフックにかかっている
 取り付けはこの逆ですが、シートベルトがちゃんと機能するように気をつけて行う必要があります。
 気にしていないと意外とうまくいきません。
 また 4 点のベルトをつけている場合は、それのフックが座面と背もたれ面の隙間からちゃんとまっすぐ伸びているかどうかもチェックしてください。
 これも気にしながら作業しないと座面取り付けをやり直すハメになりますので注意。

[追加]
 4 点ベルトのフック対策方法を編み出しました。
 っていっても写真のように背もたれの上にのばしておくってだけなんですけどね。
 こうすることでフックが上向きになりしかも座面を入れるじゃまにもなりません。
 あったまいい〜。


4点ベルトは上に
■ エボ10追加

 エボ10もR32,R33同様(って、知らんよね^^;)座面がちょー強力クリップ的なものでボディーにぶっささる感じの取り付け方です。ネジはありません。
 おすすめは長いメガネレンチのようなものをすきまに差し込んで、先を支点に思いきり上に持ち上げ外す感じ。
 刺さってるところは左右に1つずつありますのでそれぞれ行って下さい。
 慣れないとすげー大変です。


すきまに突っ込む
 外すとわかりますがこんな簡単な穴に座面から出たU字のハリガネ(?)がはまってるだけ。でもすげく硬いです。
 これで座面は外れます。


ボディー側
 背面は、下側はこんなネジで止まってます。
 3箇所ありますのですべて外してください。


背面下
 いきなり背面を外した写真ですがその方がわかりやすいので。
 背面裏側上部はこんなU字のひっかけx3にはまってるので、背面を持ち上げながら手前にひっぱってそれぞれ外してください。
 これまたかな〜り力が要ります。
 しかもGSRの背面はかなり重いので取り外すときはボディーに当てないよう気をつけて下さい。


背面裏
 おまけ。
 くそ重いGSRの背面をRSのものに交換しました。
 GSR 12.6kg / RS 6.4kg でほぼ半値。
 キロ1まんえんのコソチューンレート(笑)では6まんえん相当の軽量化になりました。
 背面しか変えてないので座面と生地が全然違うんですが写真の通り意外と気にならないのは予想外でした。
 ちなみにGSRの座面は5.4kg。


軽量なRSの背面シートに

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