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フィルターメーカーが推奨していない方法にて再利用しているため、吸引したゴミなどでエンジンが深刻なダメージを負う可能性があります。 | ||||||
エアクリーナーにHKSのSUPER POWER FLOW(以下パワーフロー/湿式タイプで、乾式のリローデッドではありません)を半ば渋々使ってるんですが、消耗品のくせに必要数2枚で4,200えんもするので汚れてくるまではなかなか交換できません。 でも見た目で汚いとわかるときはフィルターの寿命はたぶんとっくに終わってて、そんなのを使っててもタイムやエンジンにいいこと全く無しです。 ということで大好きなK&Nのように何度も洗って再利用することを目指しました。 が、結局は専用ケミカルを使っただけってなオチになるんですけどね。 くやしいので失敗経過を先に載せます。
まず車両より取り外したフィルターを家庭用洗剤で洗います。 |
外してきたフィルター | |||
フィルターの集塵オイルなんかなんでもいいだろってことで、余ってた開封済みレッドライン10W40を使ってみました。
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10W40 | |||
んでそれを少量、ビニール袋にイーン!
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買い物袋へ | |||
そこにフィルターを2枚入れてもみもみ。 どうもオイルはビニール袋を透過するようなのでゴム手袋などをしとくのがベター。 |
もみもみ | |||
つきすぎたオイルをぎゅっとしぼってかんりょう。 見た目ではフチっこの方とか染みてないような感じですがばっちりオイリー。 |
オイルばっちり | |||
ちゃんとしぼったフィルターでも新聞紙の上に半日置いておくだけでずいぶん余分なオイルが落ちます。 エアクリーナーの後にあるエアフローメーターをオイルで汚すとクルマが不調になるのでしっかり落としておく必要があります。 ぼくのクルマはエアフロがないのでこれはあんま関係ないですがそれでも吸入効率の悪化、羽根にくっつくことによるタービンの負担につながるのでいずれにせよよくありません。 |
オイルばっちり | |||
取り付け完了。 うーんいい気分デス。 |
かんりょう | |||
んでこれがサーキット走行を1回行ったあと。 インナーフェンダーが湿ってるのでなんだべなあ〜と思ってボンネット開けたら、フィルターのオイルがタービンの吹き返しでこのへんベチョベチョですよ。 柔らかいオイルの方がフィルター全体に染み込んでイイと思ってましたが、あっきーさんによるとそれは逆でギアオイルのような硬くて糸引くぐらいネバネバしたやつぐらいの方が適してるとのこと。 がちょーんです。 彼は超長期在庫になっちゃってるオベロンのF808(75W250)を使っていらっしゃるとのこと。 なお[4]のビニール袋作戦もあっきーさんのアイデアです。
参考 : あっきーのGT-R |
かんりょう | |||
というわけでここからがメイン。
HKS純正でフィルターオイルなんか出してないので、いろいろ調べて入手性などからワコーズの湿式エアーフィルター用オイル"AF-A"を購入、1,680えん。
なおワコーズ製品ってルートがない一般人はなかなか購入できないんですが、チューニングショップや整備工場などで扱いがあれば1本でも注文してもらえるかもなので、興味があればがんばって下さい。
参考 : ワコーズ製品情報ページ |
専用品を購入 | |||
ってことで"FC"で洗った予備フィルター(2セット持ってるのでフィルター再生中につきクルマに乗れずということがないです)に"AF-A"を両面べっちゃり吹きつけ。
ちなみにこれらケミカルの使用量なんですが、洗浄剤は1回100mlって書いてあるんですが2枚だともっと必要な感じなので1缶で5,6セット洗えるってぐらい。 |
オイルびっちょり | |||
[10]はエンジンオイルを染み込ませた[6]とたいしてかわり無さそうですが、吹きつけ後しばらくすると(ばっちい指で恥ずかしいんですが)写真のように糸を引くようなネバネバに変化します。 この粘性でゴミを捕獲するわけですな。 ただ奥の方は染みてないのでやっぱり念入りに吹き付けるのがポイントかもしれません。 あんまやりすぎると吸気効率が落ちちゃうわけで、このへんは難しいところ。 |
ネバネバ |