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スカイラインにはずっと前に行ってる音質改善を、純正スピーカーのままのエボXにもしました。 デッドニング等本格的に行うと材料代がかなりしますしめんどくさいですしなによりドア(=クルマ)が重くなるので、そこはスカイライン同様に金も手間も重量も最低限でそこそこの効果を目指します。 なおその後スピーカーを交換した様子は [16] の追記からどうぞ。
まず内張を外します。 |
ツイーターカバー(?)を外す | |||
ドアトリムは丸印の3カ所の化粧板裏にねじがあるので外します。
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ねじ位置 | |||
あとは矢印の部分のクリップでドア本体と留まってるだけですので引っぱがすだけ。 ただかなり硬いので、幅が広めの内装はがしを内装下側のクリップ位置近辺にピンポイントで差し込み一つずつ外していくのがいいと思います。ある程度はずれたところからは力技で。 |
フロント側クリップ位置 | |||
ドアハンドルは内装にくっついてるので、これを持ったままのちょっとつらい体勢になりますが頑張って外します。 フロントはねじ2本止めですがリヤはなぜかねじ1本(上側)だけです。 |
ドアハンドル裏 | |||
内装が外れるとこんな感じ。
スピーカー裏から出る逆位相の音が表に出てこないよう、穴を塞いでいきます。
あ、スピーカーは、コネクターを外し土台を回転させるとボコっと外れます。コネクターが土台の簡易ロックの押さえになってるので順番がちょっと重要。
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防水シートをはがす | |||
上の「寒い時期に行う」の代わりになる(かもしれない)のが、夏に売り出される冷却スプレー。 防水シートの上からブチルを冷やし、一気にべろんとやってやります。直接かけちゃうとその薬剤(?)で溶けてめんどくさくなるのでダメ。
スプレーにお金がかかります(ホームセンターで1缶398えんでした)し、これも完璧じゃないですけど、残ったブチルの事を考えればトライする価値十分あり。
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ブチル冷却 | |||
全部きれいにするとこんな感じ。 次の作業のためブレーキクリーナーやシリコンオフで脱脂しておいてください。 |
きれいになったドア | |||
穴を埋める下準備。 後の項で貼るテープもブチル材でドアメンテナンス時にめんどうなので、あらかじめ穴の外周にアルミテープを貼り、剥がしやすくしておきます。
先のスカイラインではガムテープを使ったんですがしばらく経って硬化しちゃうとコイツの処理の方がもっとめんどうというわけわかめなことになってたので、高いですがこれやアセテートテープなどを使うのがいいです。
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フチにアルミテープを | |||
平行して、スピーカー裏の対策も。 100円ショップで買った便所のきゅぽきゅぽ。これをいいあんばいにカットしてスピーカー裏にはめ込みます。
スカイラインで使ったダイソーのものが弾力があって良かったんですが近所の2店舗とも今は扱い無し、セリアのはスピーカーよりちいちゃかったのでパス、キャンドゥーのはゴム質が悪く硬いんですが倉庫からわざわざ出してきてくれたのでこれを使いました。 |
便所のきゅぽきゅぽ | |||
きゅぽきゅぽ部分をちょっとちいちゃめに切ってマグネットの奥にはめ込みます。 お椀が背音を周囲に散らすフンイキ。
これドア穴よりだいぶ大きいのですが無理矢理入れてください(笑)。 |
スピーカーに装着 | |||
あと背音が直接当たる部分に吸音材としてエプトシーラーを貼りました。 きゅぽきゅぽを入れたら無くていいと思うんですが準備しちゃってたので念のため。 ジョイフル本田のカー用品コーナーに(たまに?)売ってる50cm x 45cm x 1cmのシートを四等分し全ドアで分けました。エーモンでも同じようなものがあります。 |
ドア裏にエプトシーラー | |||
ドア穴に戻って、これを全部塞ぎます。 ホームセンターで「防水テープ ブチルタイプ」という名前などで売られている、アルミ箔にブチルがねっちょりぬられている(?)テープを使いました。 一般的なデッドニングでは硬めの防振シートを押し貼るんですが重いし作業がだいぶ面倒なので、ただのテープよりはいくらか制振・防音効果が期待でき作業が楽チンってレベルでこれを選びました。 |
ドア1枚完成 | |||
次はリヤドア。 ねじ位置はここ。 |
リヤドアねじ位置 | |||
クリップ位置はここ。
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リヤドアクリップ位置 | |||
フロントと同じ感じで。 配線がじゃまでフロントよりちょっと面倒なのと、あと穴がデカいのでテープ多めに使います。 さっきも書きましたがリヤはスペースが無さげできゅぽきゅぽはたぶんつきません。薄く切ればいいかもですが未確認です。
ドア4枚作業して、ラジカセのようなシャカシャカした音から中低音がだいぶ持ち上がっただいぶマシなフンイキになりました。ただ逆に純正スピーカーのチープさも明らかになっちゃった感じです。スピーカー欲しいなあ。 |
リヤドアクリップ位置 | |||
■ 追記
フロント純正スピーカーをフォーカル PC165 に交換しました。ヤフーショッピングで18,400えん。
リヤは来年買います(^^;)。
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FOCAL PC 165 | |||
ランサーのスピーカーマウントはスピーカーと一体化してて再利用できなげなので、社外スピーカー取り付けのためにはこれの代わりになるバッフルボードが必要です。 買ったのはアルパインの KTX-M172B。アマゾンで3,700えん。1台分4スピーカー交換する場合は2こ要ります。 |
ALPINE インナーバッフルボード | |||
PC165の取り付け用PCD的下穴位置は155.5mmなんですがバッフルボードに開いてるのは実測153mmなので残念ながら利用できません。 PC165付属のスペーサーをいいあんばいの位置にあてがい2mmの穴を開け、念のためアロンアルファを流し込んで補強しときました。 ただ後述の取り付け時だいぶネジの回りが硬かったのでもうちょっと大きい穴の方がよかったかもしれません。 |
下穴を開け直す | |||
純正スピーカーコネクターが特殊形状で使えないので、近所のオートバックスで買ってきたエーモンのスピーカー用平端子(M・S)を、てきとうな電線に圧着。端子は金めっき仕様もあるようです。 純正配線は1.25sq(1.25mm^2)なので同等の太さを使いましょう。 手持ちのホームセンター電線は被覆が厚すぎてカバーが入らなかったので熱収縮チューブでなんとなく折れ曲がり対策。 |
スピーカー用の平端子 | |||
整備書によると、プラス側はライトグリーン(LG)・マイナス側はイエロー(Y)とのこと。 [19]の電線を圧着またははんだ付けで純正コネクターと交換します。 今回使いませんでしたがセパレートツイーターも同じ色ルールのようなのです。 |
スピーカーのプラスマイナス | |||
ようやく取り付け作業へ。 前の方の項目を参考にドアの内張を外し、電線を通してからバッフルプレートを固定します。 相手が木なので締め付けのあんばいがよくわかりませんが、ミシっと音がしたら止めるようにしました(笑)。付属のナイロンナットを使う分にはゆるまないのでほどほどでいいです。 ドア-バッフル、バッフル-スピーカーの間にエプトシーラーなどのすきま埋め材的なものを入れたい方もいらっしゃるでしょうが、ぼくはスピーカーをドアにがっちり止めたいので使いません。 |
バッフル取り付け | |||
スピーカー取り付け。 裏側がデカくいろいろ当たってつかないので、PC165付属のスペーサーを入れました。 あと内装との当たり面にエプトシーラーを。防水ソフトテープが便利で常用してます。 というかそのエプトシーラーを貼った部分はばっちり内装に当たってるんですがめんどくさいので加工してません。ビビり音が出たら考えます(^^;)。 両側のスピーカーを交換したら、ドライビングポジションでツイーターの向きをいいあんばいに調整し、内装を戻して終わり。
交換して早々はなんかがっかりするぐらい軽い音でしたが、イコライザーをあーだこーだやりながらしばらく聞いてたらなんかだんだん良い感じになってきました。エージングっちゅーやつですかね。今までわからなかった楽器の音とか聞こえます。 |
スピーカー取り付け | |||
■ 続き ■
1年半経ってようやくリヤも交換しました。 |
リヤも |